CUDAを軸にグラボ市場とゲームの進化を妄想する
雑記帳
2025-01-31
グラボ欲しい.¶
radeonの9000シリーズが気になってる.radeon信者になりたい.
9070xtが12万以下で買えそうなら買う.
radeonとNvidiaの比較でゲーム性能ならradeon選んで良いと思う.¶
4k 144hzで遊びたいVIPゲーマーとかはNvidiaの最上位(4090とか)買う必要があるかもだけど一般ゲーマーはradeon選べるはず.
ゲームだけ考えればコスパ考えてradeonで良い.
現在Nvidiaの明らかなメリットはCudaを使えることだと思っている.¶
つまり,CGとか,AIとかCuda(GPU専用の開発環境)使えた方が良いタスクもやる場合にNvidiaの価値が高くなってる.
NvidiaとしてはゲーマーよりもAIとかエンジニアが客としてウマいからグラボ開発もそちらに寄っていくと思う.
ゲームプレイにはこれは関係なくて実際にNvidiaグラボは高騰し続けていてゲーマーよりも,AI民とか,コインマイナーが高い金払って買ってるイメージある.
最近GPUに色んなプロセッサが搭載されてる¶
radeon rx7900xt (11万円)とNvidia rtx4070 super(12万円)で比較すると下記のような感じ.
AI系コアとかレイトレコアとか昔は無かったプロセッサが増えてるように見える.
名称はそれぞれ違うけど,大まかな役割はほぼ同じ.単体のクロックと詳細な役割の範囲がそれぞれちがうので数量で性能比較はできないが参考に数量も載せた.
項目 | RTX 4070 Super | RX 7900 XT |
---|---|---|
CUDAコア / シェーダーコア | 7168 CUDAコア | 5376 シェーダーコア |
SM / CU | 56 SM | 84 CU |
RTコア / Ray Accelerator | 56 RTコア | 84 Ray Accelerator |
Tensorコア / AI Accelerator | 224 Tensorコア | AI Accelerator (数非公開) |
- CUDAコア, シェーダーコア
どちらも並列計算を行う基本的なプロセッサ。
NVIDIAは「CUDAコア」、AMDは「シェーダーコア」と呼ぶが、基本的な役割は同じ。 - SM, CU
SM (Streaming Multiprocessor) はNVIDIAの計算ユニットで、複数のCUDAコアを含む。
CU (Compute Unit) はAMDの計算ユニットで、複数のシェーダーコアを含む。
AMDのCUは、2つのCUをまとめたWGP (Work Group Processor) でスケジューリングすることが多い.とのこと - RTコア, Ray Accelerator
レイトレーシング計算を専用に処理するユニット。 - Tensorコア, AI Accelerator
AI処理 (DLSS, FSR, 機械学習) を加速する専用ユニット。
CPUとGPU,そしてCUDA¶
例えばrtx4070superはブーストクロック2.48GHzだが,7168基の CUDAコア がそれぞれ2.48GHzで動作している.
あべのCPUであれば12コアが4GHzで動作だが,用途が別とは言えあまりにも性能に乖離があるように感じる.
これはGPUコアが単純な加算,乗算を2.48Ghz(2480回/秒)で実行するのに対して
CPUは条件分岐の判定処理や,GPUも含め各ハードウェアへの指令などを4GHz(4000回/秒)で実行するようなイメージ.
感覚的に会社とかに当てはめるとCPUはプロマネ職で人数少ないが,重めのタスク対応していて,GPUは大量の工場作業員でコンベア作業してる感じが.
ここでCUDAに戻るが,CPU(プロマネ)からGPU(大量の作業員)をうまく制御するための仕組みを開発するためCUDAが必要となるという事だと認識している.
radeon(amd)もCUDA互換の開発環境を作っているらしいが,AI開発やCUDA前提で作成されたソフトを動作させることを考えるとNvidia製品が有利となる.
ゲームプレイの観点の場合¶
ゲーム開発側で両GPUで対応するように作るので基本的にはコア数とクロック数での比較になる.
ただし,開発側がどちらかに寄る場合どちらかのGPUが有利になる.
インディーズ系だとNvidiaGPUにのみ最適化している場合が結構あるイメージ.
この場合RADEONで動かないことは無いと思うが,不安定だったりする.
だがかなり限定的などであべは気にしない.
現状をまとめると¶
一般ゲーマーはRadeonを選定しても良い
だが,下記の条件を纏めると
- Nvidiaがゲーム市場よりAIなどエンジニアリング市場の獲得に力を入れている(特にハイエンド)
- ゲームプレイではハイエンド以外はAMDはNVIDIAとスペック的に競争できている
- エンジニア(AI)やクリエイター(3dCGや動画編集のGPU活用)にはCUDAは必須になりつつある
- GPUプロセッサも多様な役割をもった